自動車保険 解約 乗り換え

自動車保険の等級が下がる例と保険料の関係とは。実際のダウン等級と保険料がいくら上がるかを具体的にご紹介。保険料を上げないための判断基準も一緒にお伝えしています。

自動車保険の等級が下がる例と保険料の関係とは。実際のダウン等級と保険料がいくら上がるかを具体的にご紹介。保険料を上げないための判断基準も一緒にお伝えしています。

自動車保険 等級 下がる

車を運転している時の万一の事故のために加入する自動車保険。ですが、万一事故をおこしてしまうと事故歴が付き、次の契約更新から支払う金額が高くなってしまいます。

一度事故をおこしてしまうと3等級ダウンしてしまうことになります。あなたがゴールド免許保持者ならブルー免許へ、ノンフリート等級が20等級であったなら、3等級ダウンして17等級になってしまうのです。そうなってしまった場合、どのくらい保険料が上がってしまうのでしょうか。

等級格下げのルール

自動車保険の保険料はノンフリート等級の等級によって決まります。等級の決め方は、1年無事故なら1等級上がりますが、事故をおこしてしまうと一回の事故に付き3等級下がるのです。3等級下がるケースは対人賠償、対物賠償、車両保険を使った場合が多く、この3つは基本補償と呼ばれています。

また、偶発的な事故で保険を使って1等級下がるケースも。偶発的な事故というのは、台風や火災、盗難や洛外などのいたずらも含まれます。

[ 偶発的な事故の例 ]
・火災や爆発による損害
・盗難による損害
・騒じょうか労働争議に伴う暴力行為、又は破壊行為による損害
・台風、洪水、高潮、竜巻による損害
・飛来中か落下中の他物による損害
・いたずらによる損害
・落書き、又は窓ガラスの破損による損害


よくある例としては、道路走行中の飛び石でフロントガラスに傷ができるといったことがあります。フロントガラスの傷程度なら、近くで見なければ気づくこともなく、大した傷じゃないと思うでしょう。

ですが、フロントガラス全体の破損にもつながる可能性があるそうで、交換しなければ大変なことになる可能性がある傷。上記でいうと、「飛来中か落下中の他物による損害」にあたります。保険を使ってしまうと1等級格下げになりますが、下がるのが嫌なら自費で修理するしかありません。

例外的な例として、ノーカウント事故というのもあります。ノーカウント事故というのは、いわゆるもらい事故と呼ばれるもので、契約者に責任がない事故で保険を使うのがノーカウント事故。基本的な補償以外のオプション補償などを利用してもカウントされませんが、一部の特約では等級がダウンすることもあります。

ノーカウント事故となるのは先に挙げた対人賠償、対物賠償、車両保険を使わなかった場合。例えて言えば人身事故保険や弁護士費用特約だけが支払われるケースです。ただし、契約者に過失がない車両保険無過失事故特約はノーカウント事故になります。

事故有係数とは

保険料を決める指標となるものが等級ですが、これに事故有係数というものも絡んできます。事故によって等級が下がるのは昔からありましたが、2013年から事故有係数という指標が加わりました。

事故有係数というのは、実際に事故を起こした場合につく保険料の割引率。事故を起こしてしまうと保険料の割引率が低くなってしまうのです。昔はこういうものは無かったのですが、2013年から事故有係数ができたことで、保険を使うことに慎重になる人が増えてきたといいます。

実際、事故有の方と事故無しの方では割引率に20%もの開きが出てきます。次年度からの割引率が2割も変わるのであれば、慎重になるのもわかる気がします。

適用期間は?

 事故有係数の適用期間は3等級ダウンが3年間。1等級ダウンだと次の年から1年間は事故有係数が引き継がれます。翌年以降の割引率が3年間は2割引きされるのです。

現在20等級→63%
1年後17等級→38%
2年後18等級→40%
3年後19等級→42%
4年後20等級→63%


では、自動車保険契約している一年間の内、2回の事故を起こしてしまった場合はどうなるのか。20等級の人が1年以内に3等級ダウン事故を2回おこしてしまった例を挙げます。

現在20等級→63%
1年後14等級→31%
2年後15等級→33%
3年語16等級→36%
4年後17等級→38%
5年後18等級→40%
6年後19等級→42%
7年後20等級→63%


3等級ダウン事故が2回だと割引率の2割引期間が6年間。3等級ダウンと1等級ダウン事故の2回なら、割引率の2割引期間が4年間となります。

では、新しい保険会社へ乗り換えるとどうでしょう。そう考える方もでてくるでしょうが、保険会社を乗り換えても事故有係数はそのまま。事故有係数を無くす目的ではなく、保険料自体を安くする目的で保険会社を乗り換えることを考えてくださいね。

保険を使う?使わない?

保険を使わなければ等級が下がることはありません。等級がダウンしてしまうと、人によっては5万円以上も保険料が高くなることもあります。ですから、事故の修理代が5万円以下なら、実費で精算するということもありになります。

そこで大切になってくるのが、保険料を使うか使わないかという判断。ここで挙げた例で言えば、自分の車の修理代5万円以下なら使わない判断しましたが、事故相手の車を壊してしまった場合は別。対人賠償なら自賠責保険を使うことが多く、限度額を超えるような時に任意保険を使うということになります。

物損事故や自損事故であれば、修理費にどれくらいの金額がかかるか分かり、判断しやすくなります。そこで出てくるのが、修理代がいくらまで保険を使うか使わないかという判断。一般的には10万円が一つの目安とされています。まずは修理代の見積もりをとってみて、10万円未満になるかどうか調べてみましょう。

保険会社にも10万円の保険を使った場合の保険料と、使わなかった時の保険料を算出してもらうこと。この保険料の差額を検討して保険を使うか使わないか判断しましょう。

あなたがもし、車両保険に免責金額を指定している場合、自己負担もでてくるので、自己負担分も合わせて考えるようにしてください。

自動車保険を使わない

自動車保険を使わないために、自己負担で修理して等級を下げない方法をご紹介してきました。自動車保険の契約者の事故歴により事故有係数があるとお伝えしましたが、ここでポイントになるのが事故歴。事故歴がつくのは事故を起こし、警察に事情聴取を受けた場合で、事故を起こしたことが正式に記録されます。

この事故歴についての考え方についてですが、実際に事故を起こしてしまった事故歴と、保険を使った場合につく事故歴とは別物なのです。つまり、「交通事故を起こせば事故歴が付くが保険を使わなければ等級に影響は無い」ということになります。

自動車損害賠償責任保険の範囲内で

等級を下げない方法として、自動車損害賠償責任保険の保証範囲内で済ませるということが挙げられます。自賠責保険は車を運転するものなら誰でも加入しているもの。まず、自賠責保険の特徴を見てみましょう。

 自賠責保険は強制加入
 相手を死亡させたたら一人あたり最大3,000万円まで補償
 相手に後遺症を負わせたら75万から4,000万円まで補償
 相手に障害を負わせたら一人最大120万円まで補償
 自賠責保険の対象は「事故相手に対する身体のみ」


自動車保険は大きく分けて自賠責保険と任意保険の自動車保険。自賠責保険を使っても等級が下がることはありませんが、自賠責保険だけで補えない場合は任意保険も使うことになります。万一、相手を死亡させてしまう事故なら、その損害賠償金は億単位になることもあるでしょう。

自動車保険の等級を下げないための案、方法を情報をお伝えしてきましたが、安全運転を心がけることはもちろん、事故の状況により自動車保険を使うか使わないかの判断が、等級に影響を与えることになります。

自動車損害賠償責任保険ができたのは、これまでの交通死亡事故で不幸にも泣き寝入りする人がでてきてしまい、それを無くし公平公正な世の中の秩序を乱さないために作り出されました。しかし、自賠責保険では一人最高でも3,000万円までですから、自賠責保険だけでは不十分。ですから任意保険の必要性がでてきたのです。

ですから、補償がしっかりとした自動車保険に加入できるよう保険内容にはしっかりと目を通し、自分だけでなく家族の人生までも補償できる自動車保険選びが重要です。

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